Visual Studio Codeのリモートコンテナ機能を使ったDenoのFreshフレームワーク開発環境構築

概要

Visual Studio Codeのリモートコンテナ機能を使ってDenoのFreshフレームワークを開発する環境を用意する方法です。
Visual Studio CodeもDenoも何もわからない状態で、準備してたら詰まったので備忘録として残しておきます。

事前手順

手順

  1. 開発環境にするフォルダを用意
    • フォルダ名は何でもいいと思いますが、今回は fresh-dev としました。
  • Visual Studio Codeで Cmd + Shift + p を入力してコマンドパレットを開く

  • Remote-Containers: Open Folders in Container... を選択して、先ほど作成したフォルダを選択

  • Show All Definitions... を選択

  • deno と入力すると、Deno が選択肢に出てくるので、選択

  • 大体デフォルトのOSで良いと思うので、 bullseye (default) を選択

  • しばらく待つと、開発用Dockerコンテナが作成される

  • Visual Studio Code内でターミナルを開く(Ctrl + Shift + `)

  • ターミナルで下記コマンドを実行する

    deno run -A -r https://fresh.deno.dev ./ --force --twind --vscode
  • .vscode/settings.json"deno.importMap": "./import_map.json", を追記

  • 一部のimportがエラーになるので、 Cmd + Shift + p を入力してコマンドパレットを開き、 Deno: Cache Dependencies を実行する

  • Visual Studio Codeのターミナルで下記コマンドを実行する

    deno task start
  • http://localhost:8000/ でプレビューが表示できる

補足

Freshのinitコマンドのオプションの意味

—force

既存のファイルがあっても、上書きします。
上書きするのは、テンプレートと同名のファイルがあったときのみなので、 .devcontainer フォルダ等が消されたりはしないです。

—twind

Twind CSSによるスタイリングを利用したテンプレートを生成します。

—vscode

Visual Studio Code向けの設定ファイル ( .vscode/settings.json など)を生成します。

参考資料