snacks.nvimを試したらいい感じ

便利なNeovimプラグインの詰め合わせセット的なプラグインのsnacks.nvimを試しました。 詰め合わせセットですが、部分的に導入することが可能なので「何を入れたのかよく分からなくてモヤモヤする」みたいな状況になりづらくなっています。
各プラグインの完成度がとても高く便利なのでかなりおすすめです。 私は個人的にpickerとScratch bufferで心を掴まれました。

含まれているプラグインの一覧はsnacks.nvimのREADMEを見たほうが良いと思うので、個人的に試して良かったプラグインとその推しポイントを紹介します。

picker

pickerの画像

fuzzy finderです。Neovimのfuzzy finderには、他にもtelescope.nvim、fzf-luaなど沢山あるのでどれを選ぶかは好みになってくるんですが、私はsnacks.nvimのpickerが好みでした。
今まではtelescope.nvimを利用していたんですが、デフォルトで提供されているソースの見た目が私好みでした。

  • 見た目の違い
    • telescope.nvimのcommand_history
      • telescope.nvimのcommand_history
    • snacks.nvim pickerのcommand_history
      • snacks.nvim pickerのcommand_history

見た目以外の部分では、snacks.nvimのbufdeleteとの組み合わせでバッファの絞り込み画面から、ddとするだけでバッファの削除が可能です。
これまでの:bdを連打していた生活からはおさらばできそうです。

snacks.nvimのbufdelete

explorer

ファイルエクスプローラーです。
個人的にはこれまでoil.nvimを使っていて、不満は無いんですがファイルエクスプローラーに絞り込み機能が付属しているのは今まで見たことが無かったので紹介します。(私が知らないだけで、他プラグインもあるかもしれないです)
下記のようにファイルエクスプローラーに絞り込み機能がついており、検索文字をファイル名に含むものだけ一覧表示可能です。
変わらずメインはoil.nvimを使うつもりですが、用途ごとに使い分けるのも良さそうだなと思っています。

snacks.nvimのexplorer

indent

現在のインデントの深さに対応して線を引いてくれるプラグインです。
この手のプラグイン、なんとなく入れたことが無かったんですが、有効にするだけなら敷居が低いので入れてみました。入れてみたらめっちゃ便利ですね。
デフォルトだと線が描画されるときにアニメーションが入ってオシャレなんですが、個人的にはさっさと描画されて欲しいのでOFFにしています。

opts = {
    indent = {
        enabled = true,
        animate = {
            enabled = false
        }
    }
}

snacks.nvimのindent

lazygit

Neovim上でLazygitを触れるようにするプラグインです。
Neovimのカラースキームで起動してくれます。オシャレ!!

snacks.nvimのlazygit

scratch

現在開いているディレクトリをベースに、ちょっとしたコードやメモを書いておくことが出来て、luaのコードならそのまま実行ができます。
luaのコード実行が出来るのが、ちょっとNeovimの設定用にlua関数試してみるか…とかやってるときにかなり便利です。

snacks.nvimのscratch