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Self-hosted LiveSyncとFly.ioを使って、Obsidianのメモを無料で同期する


はじめに

メモアプリとしてObsidianを使っているのですが、メモの複数端末間での同期が有料プランになっているのが唯一のネックで、iPhoneでのメモはGitHub issueに書いていました。 サードパーティの同期方法はいくつか存在していてそれぞれ試したのですが、これといったものがない状態でした。
サードパーティの同期プラグインの一つであるSelf-hosted LiveSyncについても存在は以前から知っていましたが、ドキュメントに記載のIBM Cloudを利用しようとした際に、IBM Cloudへのクレジットカード登録が上手く出来ず、利用を諦めていました。
Obsidianにfly.ioでSelf-hosted LiveSyncを設定するという記事を見かけて、IBM Cloud以外でも出来そうと分かったので参考にしつつやってみた所、Obsidianライフがめちゃくちゃ快適になったので、だれかの参考になればと思い記事にします。

設定環境

手順

fly.ioのコントロール用CLIをインストール

Macなら、Homebrewでインストールできました。

brew install flyctl

fly.ioへサインアップ

flyctl auth signup

上記実行すると、ブラウザでfly.ioの登録画面へ遷移するので会員登録します。

Applicationセットアップ

このあと設定ファイルなどが作成されるので、作業ディレクトリなど作るとよいです。

mkdir <任意のディレクトリ>
cd <任意のディレクトリ>

fly.tomlファイルを作成します。nrtリージョンが東京らしいです。

flyctl launch --generate-name --detach --no-deploy --region nrt

ディスクを作成します。

flyctl volumes create --region nrt <ディスク> --size 2 --yes

fly.toml が生成されているはずなので、編集します。

app = "<任意のアプリ名>"
primary_region = "nrt"

[http_service]
  internal_port = 5984
  force_https = true
  auto_stop_machines = true
  auto_start_machines = true
  min_machines_running = 0
  processes = ["app"]

[env]
  COUCHDB_USER = "<ユーザ名>"
  ERL_FLAGS="-couch_ini /opt/couchdb/etc/default.ini /opt/couchdb/etc/default.d/ /opt/couchdb/etc/local.d /opt/couchdb/etc/local.ini /opt/couchdb/data/persistence.ini"

[mounts]
  source="<ディスク名>"
  destination="/opt/couchdb/data"

[build]
  dockerfile = "./Dockerfile"

Dockerfileを用意します。

FROM couchdb:latest
RUN sed -i '2itouch /opt/couchdb/data/persistence.ini && chmod +w /opt/couchdb/data/persistence.ini' /docker-entrypoint.sh

CouchDBのパスワードを設定します。

flyctl secrets set COUCHDB_PASSWORD=<パスワー>

デプロイします。

flyctl deploy --detach --remote-only

fly.tomlへ記載した https://<任意のアプリ名>.fly.devというURLでアクセス可能になっているはずです。

CouchDBのセットアップ

https://<任意のアプリ名>.fly.dev/_utils/へアクセスすると、ログイン画面が出てくるので、fly.tomlへ記載したCOUCHDB_USERのユーザ名とflyctl secretsで指定したCOUCHDB_PASSWORDでログインします。

設定画面で、Setup Apache CouchDBを開いて、Configure a Single Nodeをすすめます。 ユーザ名、パスワードを設定して、完了します。

Obsidian側のSelf-hosted LiveSyncを設定する

こちら側は上記で設定したユーザ名、パスワード、DBのURL等をSelf-hosted LiveSyncの🛰マークの設定に入力していくだけで完了です。

その他

参考資料